卵巣手術の記録

27歳(♀)による卵巣腫瘍摘出と卵巣多孔術の手術日記

入院前日から手術日翌日まで

入院前日

入院前日の夕方に病院から電話があった。

9時に来院予定だったが、ベッドに空きがないので13時に来て欲しいとのこと。

さすが大学病院は混んでるんだなぁと思いながら入院の荷物を整理する。

 

入院初日(手術前日)

入院前に美味しいものを食べてから行こうと、ちょっといいお店でご飯を食べてから病院へ向かう。

13時に病院へ着き、受付の手続きを済ませる。

その後看護師さんに病室へ通され、院内を案内してもらう。

しばらくすると担当医に呼ばれて、追加の手術の案内をされる。

というのも、もともと腹腔鏡下での卵巣腫瘍の切除のみの予定だったが、私がPCOSであるので良ければ卵巣多孔術も受けないかということだった。

こちらも腹腔鏡による手術ということで、特に断る理由もないのでお願いする。

手術前日に内容が追加されると思わなかったのでびっくりしたけれど、不妊治療として結婚後にやるのも大変なので、結果的には良かったと思う。

その後、ベッドでゴロゴロしているところに麻酔科の先生がきて、全身麻酔の同意書にサインをした。

 

18時に晩ご飯の時間がくる。

この日は普通食で、メニューは

・白米

・ホッケの照り焼き

・風呂吹き大根

・かきたま汁

・ひじきの和え物

でした。美味しかった。

 

晩ご飯後にシャワーを浴びて、漫画とかを読みながら暇つぶし、消灯時間後にすぐ寝ました。

 

入院2日目(手術日)〜入院3日目(手術翌日)

14時45分からの手術だったが、前の人のオペが伸びていて15時45分に呼ばれる。

手術前に麻酔室に移動して、全身麻酔を受ける。

麻酔室はドラマで見るような部屋で、ちょっと感動する。

私の場合は硬膜外麻酔をせずに、マスクのみの麻酔だった。

マスクをつけられる前に点滴用の針を打たれるのだけど、血管が細かったり奥の方にあったりするらしく4回もやり直しされた。痛かった。

マスク着用後はあっという間に眠りに落ち、術中の記憶は全くない。

麻酔から起こされる時は辛い。口に酸素マスクが当てられていて口の中が乾いて熱い。

起こされた後も眠いので、うつらうつらしながら時折点滴交換に来る看護師さんをぼんやり眺める。

夜中の3時ごろ、はっきりと目を覚ます。口の中が異様に乾く。

ちょうど点滴交換に来た看護師さんに水をもらえないか聞くけど、飲むことはできないというので、うがいだけさせてもらう。

朝6時起床時間。採血をされる。夜は気づかなかったけど、尿道カテーテルが突っ込まれていたらしく、採血後に外される。

その後、体と顔をおしぼりで拭いて、看護師さんとトイレまで歩く練習をする。

傷口の痛みはそれほどでもなかったが、ずっと寝ていたので頭を上げるとめまいがする。

体力は1日ですっかりなくなるのだなと情けなくもなった。

 

なんとかトイレの往復ができるようになって安心するもつかの間、次の課題が出される。

それは「おならが出るまで食事禁止」というもの。

飲み物は起床後から大丈夫になったが、食事は胃と腸がしっかり動くまでできないというのだ。

つらい。

ご飯が何よりも楽しみなのにそれはつらすぎる。

 

おならを出すために必死で歩き、水を飲み、トイレへ行くが、肛門に出かかるところまで行くも、また腸内でグルルと鳴って収まってしまう。

お昼過ぎには担当医の診察もあり、おならが出たか聞かれるが一向に出ないと話をする。

お腹の動きをよくする漢方処方しますねと言われるが、無理して食事を取らなくても大丈夫よと励まされ(?)る。

そして、自分のベッドに戻るとふとした瞬間に控えめなおならが発生。

時刻は16時。晩ご飯は18時なので十分間に合う。

喜び勇んで看護師さんにおならが出たと報告する。

この時の私は輝いていたことだろう。

おならが出ることで、こんなに嬉しいと思うのは人生で最初で最後だと思う。

ご飯を食べると言っても流動食から徐々にレベルアップしていくので、普通のご飯にはまだ遠い。

 

ちなみにこの日の晩ご飯は

・重湯(マグカップ1杯)

・コーンスープ

・卵豆腐

・パック牛乳

でした。