win-winの関係
私は、商品説明を聞くのが好きだ。
特に家電量販店の人の話を聞くのは面白い。
プロの販売士は商品のメリット、デメリットを面白おかしく紹介して楽しませてくれる。
いかにもオタクな店員がマニアックな知識を駆使して商品説明をしてくれるのもとても良い。
まあ中にはマニュアル通りの商品説明しかしないで、あとはクソみたいな雑談しかしない人もいるけれど。
自分が欲しいと思った商品はネットを駆使すれば、スペックとか料金比較は簡単にできるので、こういうエンタメ的な要素を期待して家電売り場に足を運ぶのです。
今まで出会った中で一番素敵だったのは2年前にポケットwifi売り場で販売員やっていたお姉さん。
多分派遣のイベンターみたいな人だったんだけど、商品説明はわかりやすいし、実機の動作環境も実演してくれてとてもよかった。
ラジオパーソナリティーのような話のうまさで、早口なのに滑舌もすごく良くて思わず聴き惚れてしまった。
それで、このお姉さんの売り上げに貢献したいと思って、その会社のやつは契約するつもりなかったのに契約しちゃったし。
実際使ってみたら商品自体に大きな不満はなくて概ね満足だったし、お姉さんにはその場でしか味わえない感動をもらったので結果的にはwin-winの買い物である。
そんな出会いを期待してまた家電量販店に行くのです。
ピアスを開けました
ここ10年ほど、私には野望がありました。
そう、ずっとピアスを開けたかったのです。
開けようと思えばいつでも開けられたのかもしれない。
だけど自分で納得するタイミングで開けないとせっかく穴を開けてもおしゃれができないのでは、と言う心配もありました。
しかし年々開けたい欲求は高まるばかりで、これはもう開ける時が来たなと思い、勢いで平日の昼休み時間中に予約の電話をかけました。
そして、いよいよ開ける日。
極度の緊張から予約時間より1時間も早く病院に着いてしまいました。
早く入るわけにもいかないので、近所のお店をぶらついたりカフェに入って時間をつぶしたり。
予約時間になるまで落ち着かなかった。完全に挙動不審な人でした。
ようやく予約時間になって、病院に入ります。
あとはもう流れ作業で、ものの20分ほどで穴あけ完了です。
意外と痛くなくてびっくりでした。
一ヶ月半は病院でつけたピアスを外せないみたいなので、その間にピアスを自作したいなぁ。
術後6か月
やってきました。定期検診の日がやってきましたよ。
前回の検診では、手術した箇所に真っ黒い影が映っていましたが、今回はどうでしょうか。
もしかしたらまた入院かもなーと憂鬱な気持ちで病院へGO。
新年度になったということで担当の先生が異動になってしまったので、新しい先生が担当に。初対面なのでこちらもドキドキです。
サバサバした感じの先生で、軽く問診した後エコーをみます。
結果は、全く異常なし。
卵巣はツルツル。痛みもなし。
ただ、お腹の大きさは前回と変わらず(むしろ大きくなってるくらい)だったので、エコー中に
「じゃあこのお腹のふくらみは脂肪…」
とぼやいてしまい
「そうだと思いますー」
とあっさり返されました。
一応、手術と術後の経過は問題ないという所見です、
が、
生理は不順なんです。
こっちの方はまた数ヶ月スパンで様子を見ていきましょうね〜
との事です。
また2ヶ月後に再検査です。
術後3か月
ごぶさたです。
3月末に術後3か月の検診に行ってきました。今回はそのご報告です。
実は手術後ずーっとお腹にチクチクするような、むず痒いような感覚がありまして。
しかも3月に入ってから急に下腹部がぽこんと膨らむようになりまして。
触ると硬めのゴムボールみたいに跳ね返してくるから、脂肪ではない膨らみでして。
もしや妊娠!?とも思ったけれども検査薬は綺麗にまっさらで、疑いようなく陰性でして。
そんな状況なので、ここまでカードが揃ったら再発してるのかなーという不安を抱えながら検診に臨みました。
気分が暗いまま病院でエコーを見てもらったところ、左の卵巣には真っ黒い影が、、、
完全に再発してます。もうどうしよう。
今回は5cmほどの、おそらく液胞が卵巣にできているとのこと。
充実性の腫瘍を取ったら3か月で別の塊作るなんて、私の卵巣ちゃんはストレス抱えすぎですね。
先生からは、腹水は溜まってないからこのまま様子を見ましょう。もしかしたら小さくなるかもしれないので。と説明を受けました。
あと生理も毎月は来てないので、その経過も見ていきましょうと。
また3か月後に来てくださいと言われたので、今度は6月に再検診です。
その頃には小さくなってるといいなぁ。
でもきっと再手術するんだろうなぁ。。。
それにしても年度が切り替わって、仕事は連日遅くまで残業しなきゃいけないし、資格試験の勉強もあって規則的な生活なんて出来ない状況が辛いです。
自分の身体優先にしたいけど、仕事に直結して支障が出る病気ではないから多少無理をしないと日常生活が送れない。
卵巣腫瘍の大変なところは、良性か悪性かの判断が、手術しないとできないところだと思う。
またこの不安を抱えたまま6月まで待つのがなー。やだなー。
本当は早く手術して取ってしまいたいけど、仕事のことと試験のことを考えると、10月までは日々の生活をすることで精一杯なんですよね。
結婚もまだしてないし、これからの人生どうなるかわからないので卵巣摘出というわけにもいかないから悩ましい。
腫瘍だけを見れば、取る/取らない、の2択しかないのに、生活とか人生設計をからめて考えると、選択肢がいろいろ出てきて非常に複雑になる。
とりあえず目の前に出てきた課題を粛々とこなすしかないんだけど、その時々で最善なものを選んでるのか不安になってしまう。あーもう。