卵巣手術の記録

27歳(♀)による卵巣腫瘍摘出と卵巣多孔術の手術日記

入院4日目(術後2日目)から退院日まで

入院4日目(術後2日目)

ご飯がだんだん普通食に戻ってゆく。

朝ごはん

・3分粥

・茄子の煮浸し

・しゃけの塩焼き

・桃缶

・パック牛乳

 

昼ごはん

・肉うどん

・温野菜(カリフラワーと人参)

・桃缶

・ヨーグルト

 

晩ごはん

・全粥

・白身魚のムニエル

・ほうれん草の胡麻和え

・野菜の煮物

 

私は牛乳と茄子が苦手なんですが、ひもじくてしょうがないと意外とするする食べられることに気がついた。

ご飯を食べてるおかげか、胃と腸の調子もだんだん上がってきてるように感じる。

 

今日はお見舞いに来てくれた人たちと会えて嬉しかった。

職場の先輩、同期、彼氏。

早く元気になってみんなに元気な姿を見せたいなぁとしみじみ感じました。

 

入院5日目(術後3日目)

朝から普通食に戻る。嬉しい。

朝ごはん

・食パン2枚

・大根とツナのサラダ

・みかん缶

・飲むヨーグルト

 

昼ごはん

・麦ご飯

・茄子と麩の味噌汁

・豚肉の味噌炒め

・小松菜の白和え

・オレンジ

 

晩ごはん

・白米

・鯖の塩焼き

・茶碗蒸し

・白菜の浅漬け

・みかん缶

 

お昼過ぎから母とまったり話す。

術後検診のため担当医の先生を待つ。

夕方になるかもしれないと看護士さんに言われたが、結局見てもらえたのは19時30分。

休憩ほぼなしでこの時間まで働きづめだったんだろうなと思うと頭が下がります。

出血は少しあるが、特に問題なしとのこと。

 

入院6日目(術後3日目、退院日)

朝ごはん

・ロールパン2個

・野菜炒め

・パイナップル

・飲むヨーグルト

 

起床後すぐに採血。採血の結果には問題なく、11時頃に退院する。

お昼は近所のラーメン屋で醤油ラーメンを食べる。

久々のラーメンが身にしみた。

帰宅後、食料や日用品の買い出しをする。

30分も歩くと息が上がるほど疲れてしまう。

徐々に体力を戻さなければと決意をする。

先生や看護師さんからは毎日歩くのが良いと言われているので実践しよう。

入院前日から手術日翌日まで

入院前日

入院前日の夕方に病院から電話があった。

9時に来院予定だったが、ベッドに空きがないので13時に来て欲しいとのこと。

さすが大学病院は混んでるんだなぁと思いながら入院の荷物を整理する。

 

入院初日(手術前日)

入院前に美味しいものを食べてから行こうと、ちょっといいお店でご飯を食べてから病院へ向かう。

13時に病院へ着き、受付の手続きを済ませる。

その後看護師さんに病室へ通され、院内を案内してもらう。

しばらくすると担当医に呼ばれて、追加の手術の案内をされる。

というのも、もともと腹腔鏡下での卵巣腫瘍の切除のみの予定だったが、私がPCOSであるので良ければ卵巣多孔術も受けないかということだった。

こちらも腹腔鏡による手術ということで、特に断る理由もないのでお願いする。

手術前日に内容が追加されると思わなかったのでびっくりしたけれど、不妊治療として結婚後にやるのも大変なので、結果的には良かったと思う。

その後、ベッドでゴロゴロしているところに麻酔科の先生がきて、全身麻酔の同意書にサインをした。

 

18時に晩ご飯の時間がくる。

この日は普通食で、メニューは

・白米

・ホッケの照り焼き

・風呂吹き大根

・かきたま汁

・ひじきの和え物

でした。美味しかった。

 

晩ご飯後にシャワーを浴びて、漫画とかを読みながら暇つぶし、消灯時間後にすぐ寝ました。

 

入院2日目(手術日)〜入院3日目(手術翌日)

14時45分からの手術だったが、前の人のオペが伸びていて15時45分に呼ばれる。

手術前に麻酔室に移動して、全身麻酔を受ける。

麻酔室はドラマで見るような部屋で、ちょっと感動する。

私の場合は硬膜外麻酔をせずに、マスクのみの麻酔だった。

マスクをつけられる前に点滴用の針を打たれるのだけど、血管が細かったり奥の方にあったりするらしく4回もやり直しされた。痛かった。

マスク着用後はあっという間に眠りに落ち、術中の記憶は全くない。

麻酔から起こされる時は辛い。口に酸素マスクが当てられていて口の中が乾いて熱い。

起こされた後も眠いので、うつらうつらしながら時折点滴交換に来る看護師さんをぼんやり眺める。

夜中の3時ごろ、はっきりと目を覚ます。口の中が異様に乾く。

ちょうど点滴交換に来た看護師さんに水をもらえないか聞くけど、飲むことはできないというので、うがいだけさせてもらう。

朝6時起床時間。採血をされる。夜は気づかなかったけど、尿道カテーテルが突っ込まれていたらしく、採血後に外される。

その後、体と顔をおしぼりで拭いて、看護師さんとトイレまで歩く練習をする。

傷口の痛みはそれほどでもなかったが、ずっと寝ていたので頭を上げるとめまいがする。

体力は1日ですっかりなくなるのだなと情けなくもなった。

 

なんとかトイレの往復ができるようになって安心するもつかの間、次の課題が出される。

それは「おならが出るまで食事禁止」というもの。

飲み物は起床後から大丈夫になったが、食事は胃と腸がしっかり動くまでできないというのだ。

つらい。

ご飯が何よりも楽しみなのにそれはつらすぎる。

 

おならを出すために必死で歩き、水を飲み、トイレへ行くが、肛門に出かかるところまで行くも、また腸内でグルルと鳴って収まってしまう。

お昼過ぎには担当医の診察もあり、おならが出たか聞かれるが一向に出ないと話をする。

お腹の動きをよくする漢方処方しますねと言われるが、無理して食事を取らなくても大丈夫よと励まされ(?)る。

そして、自分のベッドに戻るとふとした瞬間に控えめなおならが発生。

時刻は16時。晩ご飯は18時なので十分間に合う。

喜び勇んで看護師さんにおならが出たと報告する。

この時の私は輝いていたことだろう。

おならが出ることで、こんなに嬉しいと思うのは人生で最初で最後だと思う。

ご飯を食べると言っても流動食から徐々にレベルアップしていくので、普通のご飯にはまだ遠い。

 

ちなみにこの日の晩ご飯は

・重湯(マグカップ1杯)

・コーンスープ

・卵豆腐

・パック牛乳

でした。

 

MRIの撮影と入院前の通院

10月末。

大学病院へ行き、MRIで腹部を撮影。

MRI室には前室があって、そこでは気晴らし用のテレビが置いてありました。

ぼーっとバラエティ番組を見ながら順番が来るのを待ちます。

 30分もしない内に呼ばれて検査着に着替え、そのままMRI室に入ります。

事前に看護師さんから、MRIの中は機械が動く音でうるさいと聞いていたので少し身構えますが、実際はヘッドフォンをつけていたので、そこまで騒音は気になりませんでした。

それよりもMRI室の中で流れる軽妙な音楽の方が気になって仕方がなかった。

なんか、こう、おかあさんといっしょ的な子ども向け番組のBGMっぽい音楽でした。

撮影時間は約20分で、機械の中に入っている間は胸に手を当ててじっとしてました。

機械に入る前、台に寝そべる時にお腹に重しを載せられます。

それがだんだん重くなっていくのが気になったり。

何事もなく撮影は終わり、この日は終了。二週間後に結果を聞きに行きます。

 

11月第2週。

MRIの結果を聞きに行きます。

私の担当医は女性で、年齢は私と同じくらいに見えました。

画像を見ながら所見を聞きます。

 

先生「左側の卵巣の一部が大きくなっているように見えますね。子宮の裏側で白く膨らんでいる部分がそうです。大きさはだいたい5.7cmぐらいですね。中身は水分や脂肪分ではなく、おそらくまぁ筋繊維のような充実成分ですね。まぁいずれは取らなければならないものですけれども、良性の可能性は高いので今すぐでなくても大丈夫です。どうしますか、今日手術の予約取っていかれますか?」

私「(充実成分ってなんだろう?脂肪とかと何が違うんだ?今すぐ判断しなくて大丈夫ならちょっと考えたいな)……うーん、今は大丈夫です。少し考えてから決めます」

先生「そうですか。じゃあとりあえず様子見で、3か月後に予約取っておきますね。何かあったらまた連絡ください。稀に卵巣がねじれる事があるので、痛くなったらすぐ連絡くださいね」

 

そんな感じでその日は終わりました。

そして帰りの電車の中や家で卵巣腫瘍に関する情報をネットで漁ります。

いろんな方のブログや病院のHPを見て出した結論は

「手術以外の選択肢はない」

でした。

特に充実性腫瘍なんて85%はがんの疑いがあるとかも書かれてるし。

大きさで見ても、5cm以上は茎捻転の危険があるから良性でも取ったほうがいいらしいし。

思い立ったが吉日で、すぐに手術できないか先生に相談しなければと、翌週の病院の予約を取りました。

 

11月第3週。

この時は手術の説明も聞きたかったので、母と一緒に病院へ行きました。

 

私「先生、わたし手術を受けたいです。仕事の関係もあるので、なるべく早く、できれば年内の手術は可能でしょうか」

先生「そうですか。遅かれ早かれ絶対に取らなければいけないものなのでいいと思います。12月の手術ご希望ですね。ちょうど12月9日にキャンセルが一件出たので、この日にしましょうか。あと、今日は入院前の検査もしていってくださいね。手術の内容等についてはまた来週ご説明します」

 

本当に運良く年内の手術ができることになりました。

診察のあとは、心電図や血圧、肺活量の測定と、腹部のレントゲン撮影、検血をして終了しました。

 

11月第3週。

手術内容を確認し、同意書にサインをします。

また前回の血液検査で一つだけ異常値が出てしまったので再検血。

今回はセーフだったので予定どおり手術は出来ることに。

入院してからも血液検査はあるので、そこでも異常値が出たら専門科を受診しましょうということになりました。

 

これで入院準備は終了。

あとは手術前日の入院日を待ちます。

産婦人科の受診から卵巣腫瘍と向き合うまで

私はもともと生理不順でした。

初潮が来てから毎月生理がくることはなく、2〜3か月に一度、ひどい時には1年近く間隔が開くときもありました。

しかし当時の私は、産婦人科への抵抗感と、特に生活で困ることもなかったので生理不順を治したいとは思いませんでした。

 

考えが変わったのは2年前。

人生で初めて彼氏ができました。

そうすると生理不順のままでは色々と都合が悪い。

とは言っても産婦人科はハードルが高い。

産婦人科の受診を決心したのはそれから1年後でした。

意を決して近所の産婦人科を受診し、エコーを撮ったたところ、卵胞がリング状に連なるネックレスサインが見えた。

ホルモン検査もして、「多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)」との診断が下りる。

どうも私の体質らしい。

また、エコーで見ると左の卵巣が普通の人より少し大きいとのこと。

大きさは3〜4cmほどなので経過観察で様子を見ようとなりました。

PCOSについては、子どもをすぐに望んでいるわけでもないので、まずは生理のリズムをつけましょうと、漢方やピルを処方され、半年ほど服用しました。

 

そして今年の10月初め、職場の婦人科検診を受診。

すると、先生から「ちょっと左側が硬いね。子宮筋腫の疑いがあるから、かかりつけのお医者さんがあるなら詳しく診てもらって」という話がありました。

かなりショックな気持ちを抱えたまま、次の週には主治医のところへ駆け込みました。

 主治医の見解としては、おそらく子宮ではなく卵巣由来の腫瘍。1年前より大きくなってそうだから念のため大学病院でMRIを撮ってみようということになりました。

 

この時は、まだ手術までは考えていませんでした。

でも、お腹の中の腫瘍はいずれどうにかしないといけないよなーと考えるようになりました。

 

はじめに

このブログは卵巣腫瘍摘出手術及び卵巣多孔術をしたので、どこかに残したいと思って始めたものです。

ブログを始めた時点では、すでに手術をしていて退院済み。

手術に至る経緯から、手術後の様子も記していきたいと思います。